最近喉をいためました。nakadaです。 今回もAmazon Connectについてです。
前回は電話を受け付けるところまでを紹介しました。
今回は電話音声を保存してみます。 前回のフローを修正して利用します。
前回の記事を参照 Amazon Connectでコンタクトセンターを作ろう 今回修正するのは「問い合わせフロー」です。 修正といっても、パネルをひとつ追加するだけです。 「顧客キューフローの設定」と「キューへ転送」の間に「通話記録動作の設定」を入れておきます。
今回は顧客とエージェント両方の音声を保存するようにしています。
設定が完了したら、保存して発行しておきます。
実際に電話を掛けてみると、その他を変更していないので、何も変わりませんが、通話が終了した後に、最初に設定したS3バケットに音声データが保存されようになります。 特定のバケット配下に年月日で階層が分かれて、音声データが保存されます。音声データの保存期間については、通常のS3のオブジェクトと同じで、ライフサイクルで可能です。
単純に保存した音声データを再生したい場合は、指定の音声データをダウンロードしてくるだけで再生することが可能です。
[追記]
管理画面の問い合わせ検索から音声データを再生することも可能です。
下図の赤枠の再生ボタンをクリックすると音声を再生することができます。
Amazon Connectを利用すれば音声データのようなデータでも安価で堅牢性が高いS3に簡単に保存できるようになります。オンプレミスと違い保存容量も気にすることなく利用ができるので便利ですね。
次回以降で、lambdaとの連携やその他の機能について触れてみたいと思います。