どうも。社員Cです。
社内のゲーム会で使用するために、AWSを使ってMinecraftのマルチサーバを立てたので、その備忘録を残しておきます。
使用サービス
・EC2
・Security Group
作業手順
1.EC2インスタンスを作成する
まずはEC2でインスタンスを作成します。
CUIでの操作が得意な人はLinux系のインスタンスでもよいと思いますが、SpigotとDynmapを導入する予定があるので、今回はWindowsサーバにします。
今回はどれくらいの人数がいるのかわからなかったので、m5a.largeにしました。
インスタンスタイプは変更可能なので、とりあえず小さい規模のものから始めていくのがよさそうです。
2.Security Groupを設定する
とりあえずAWS内にEC2インスタンスというPCを設置できたので、今度は外のポート開放を行います。
Security Groupを設定することで、ポート開放ができます。
デフォルトのJava版Minecraftサーバの使用ポートは25565です。
Bedrock Editionの使用ポートは19132です。
また、Webブラウザからマップを見ることができるSpigotプラグイン、Dynmapの使用ポートは8123なので、この時点で設定しておきます。
Dynmap以外のポートはちゃんとTCP/UDPでポート開放しておく必要があります。
3.EC2インスタンスにRDP接続し、サーバを立てる
1.でインスタンスを作成し、2.でちゃんとSecurity Groupを設定できていればRDP接続でインスタンス内にアクセスできるようになっているはずです。
あとは通常のサーバ設定と同じように、javaをインストールし、サーバのjarをダウンロードして起動します。
忘れないように、ファイアウォールの設定から、2.で設定したポートを開放しておきましょう。
4.実際にログインしてみる
1~3の手順が完了していれば、通常のマルチサーバと同様にipアドレスを入力することでログイン可能になっているはずです。
今回は簡単にEC2を用いてサーバを立てる、というものでしたが、次回以降でインスタンス起動に合わせてサーバを自動で起動する設定や、サーバアドレスの固定化などを解説していきたいと思います。
それでは。