AWS IoT Enterprise Buttonを使ってみよう

こんにちはkobayashiです。

AWS IoT Enterprise Buttonが日本でも販売開始され話題になりました。

ボタンをクリックするだけでLambda関数を実行することができる面白いサービスです。

今回はアプリを使って簡単に初期設定をし、ワンクリックでEメールを送信してくれるように設定したいと思います。

 

手順

まず専用アプリを起動しAWSアカウントでログインします。

AWS IoT Enterprise Button

 

ログイン後デバイスIDの登録を選択すると以下の画面が表示されるので、スキャンしてデバイスを登録します。

 

AWS IoT Enterprise Button デバイスを登録

 

バイスを押すよう指示されるので、ボタンを6秒間長押しします。

 

AWS IoT Enterprise Button ボタンを6秒間長押し

 

バイスの登録が終わったら、Wi-Fiネットワークの選択を行います。

接続したいWi-Fiネットワークの情報を入力しましょう。

 

AWS IoT Enterprise Button Wi-Fiネットワークの情報

 

バイスの登録とWi-Fiネットワークの選択が終了したら、最後にもう1度デバイスをクリックするように指示されます。

ボタンをクリックすると「登録:成功」と表示されます。

 

AWS IoT Enterprise Button デバイスをクリック

 

これで設定は終了です。アプリを使うと非常に簡単に設定ができます。

では登録したAWS IoT Enterprise Buttonを実際に使ってみましょう。

以降はAWSコンソールからの作業になります。

まずプロジェクトの作成をします。

 

AWSコンソール

 

流れに沿って必要項目を入力してきます。

今回のアクションは「Eメールの送信」を選択しております。

 

AWSコンソール プロジェクト情報の指定

 

AWSコンソール Eメールの送信

 

AWSコンソール プレイスメントの属性

 

必要項目を入力し「プロジェクトの作成」を選択し、以下の画面が表示されれば完了です。

次にプレイスメントの作成をします。

 

AWSコンソール プロジェクトの作成

 

プレイスメント名を入力し、使用するデバイスを選択します。

 

AWSコンソール プレイスメント名を入力

 

プレイスメントが作成されました。

 

AWSコンソール プレイスメント作成

 

ここまでで準備は完了です。

 

動作確認

では実際にAWS IoT Enterprise Buttonをクリックして動作確認をしてみます。

 

AWS IoT Enterprise Buttonをクリック

 

無事にメールが届きました。

レポートからは使用しているデバイスの、アクティビティや残りライフが確認できます。

 

AWS IoT Enterprise Button アクティビティや残りライフ

 

 

まとめ

今回はアプリを用いてデバイスの登録を行い、ボタンをクリックするとEメールを送信するよう設定しました。

非常に簡単に設定ができることがお分かりいただけたことと思います。

もちろんAWS IoT Enterprise Buttonはデフォルトで存在するアクションだけでなく、ワンクリックで任意のAWS Lambda関数を実行させることができますし、そこが1番の面白いところですね。

ぜひAWS IoT Enterprise Buttonを使って色々と試してみて下さい。

 

 

 

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