当社では、アプリケーションの開発をご依頼されることが多くあり、その中のお客様から『アプリケーションの保守を含めた運用もおまかせしたい』というご要望をいただきました。

社内に、AWSの有識者はおりますが、
・有識者には運用にあまり手間をかけてもらいたくない
・運用コストを低減させたい
というリソースに関する課題を抱えていました。
そんな時に、クロスパワークラウドサービスで、『鳴子』というソリューションを紹介いただきました。

導入検討する際、
・オープンソースで無償でスタートできること
・AWSのリテラシーがあまりない人材でも手軽に運用をスタートできること
・障害時にも無人電話通知などを、低コストのシステム保守を期待できること
・EC2（Linux）、Oracleを含めたRDS、ELBなど、Webシステムに必要な監視・管理機能が備わっていたこと
などが期待として挙げられ、鳴子の導入をすることになりました。

導入してまだ長期間たっておりませんが、管理に関して、コンソールなどから管理する必要がなく、Amazon CloudWatchなどの知識がないものでも簡易に管理できるようになったことは大きな効果といえます。

当初は他社に運用を依頼することも考え、御見積を取った際、一次監視のためにコスト感のある見積もりを提示されました。しかし、 鳴子の導入をすることで、社内のリソースをあまり使わず内製でできるようになりました。コスト負担が減った分、お客様に手厚いサポートができるようになったと思います。