鳴子とは
AWS監視のコスト・運用負荷を軽減
“鳴子 NARUKO”とは、数多くのクラウドサービス提供やプロジェクトの実績から生まれたAWS運用自動化ツールです。
自動監視することにより、AWS環境を快適に運用することが可能になります。
尚、
「AWS運用担当者の負担を軽減したい」
「AWSを利用する企業のコストカットにつなげたい」
「AWSのメリットを最大限に利用して欲しい」
との理由から、自社開発である“鳴子 NARUKO”をOSSにて公開することに致しました。
”鳴子 NARUKO”が、一人でも多くの方に利用されることにより、AWSユーザーと企業のAWS運用コストカット、運用負荷の軽減につながることを願っています。
鳴子は穀物を野鳥の食害から守るため、鳥を追い払う目的で使われてきた音を出す道具。 AWS上の障害をいち早く察知し、警報をならし対応をすることから、鳴子 NARUKOと命名しました。
特長
障害を瞬時に察知、スピード復旧対応
システム障害時アラート通知
設定以上の負荷が起こった場合、設定したメールアドレスに通知され、障害がいち早くに察知できます。
EC2インスタンス停止、再起動
障害を検知した場合に、インスタンス停止、再起動を自動で行います。
AWS環境のバックアップ
スケジューリングしたバックアップの自動化を行えます。
システム障害時自動コール
Amazon Connect機能で障害時には電話で通知されます。
AWS Billing機能
サービスの合計が日ごとのグラフで見ることができ、請求状況が可視化できます。
平常時
システム監視
・定期バックアップ
・監視停止/再開
・EC2インスタンス起動、停止、再起動
障害発生時
アラート対応
・メール通知
障害対応時
障害復旧対応
・EC2インスタンス停止、再起動
監視項目
複数のサービスを一括管理
AWSサービス | 監視項目名 | AWSメトリクス |
---|---|---|
死活監視 | 「StatusCheckFailed」 | |
CPU使用率 | 「CPUUtilization」 | |
ディスク読込量 | 「DiskReadBytes」 | |
ディスク書込量 | 「DiskWriteBytes」 | |
ネットワーク受信量 | 「NetworkIn」 | |
ネットワーク送信量 | 「NetWorkOut」 | |
CPU使用率 | 「CPUUtilization」 | |
メモリ空容量 | 「FreeableMemory」 | |
ディスク読取回数 | 「ReadIOPS」 | |
ディスク書込回数 | 「WriteIOPS」 | |
読込スループット | 「NetworkReceiveThroughput」 | |
書込スループット | 「NetworkTransmitThroughput」 | |
DBコネクション数 | 「DatabaseConnections」 | |
レプリカ遅延秒数 | 「ReplicaLag」 | |
レイテンシー | 「Latency」 | |
リクエストカウント | 「RequestCount」 | |
正常EC2数 | 「HealthyHostCount」 | |
異常EC2数 | 「UnHealthyHostCount」 | |
HTTPレスポンスコード(4xx) | 「HTTPCode_ELB_4XX」 | |
HTTPレスポンスコード(5xx) | 「HTTPCode_ELB_5XX」 |
記載外のサービスやメトリクスおよびカスタムメトリクスの適用は 鳴子のカスタマイズが必要となります。
実際の操作画面
無駄を省いたシンプルなUI
1、複数の監視項目が視覚的に認識しやすく、障害を即座にキャッチ
2、直感的にわかりやすい画面で、操作に専門的な知識は不要
3、マルチAWSアカウント・マルチリージョンも一元管理
自社アカウントだけでなく、他社のアカウントやサービスごとの環境を複数登録して一元管理することが可能です 東京リージョンだけでなく、すべてのリージョンを一元管理
※サポートするリージョン(米国東部(バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、 米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、 EU (パリ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、 アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ムンバイ)、南米 (サンパウロ)
AWS Consulting Prtner
クロスパワーは、AWSのコンサルティングパートナーとして、 認定されています。