皆様こんにちは。
クロスパワーの佐々木でございます。
最近はAmazon Connectを触る機会も増えてまいりまして、Lambdaでフローに好き勝手してます。
表題の通り、電話番号を取得する際に、下記の変更がございましたので情報を共有いたします。
- 03番号以外の番号を取得する際にも、書類が必要となりました。
- 03番号含め、必要書類が1点増えました。
遭遇した事態
何気ない日々、ふと電話番号を取得しようとしたときに下記のような画面が出てきました。
その国でお使いいただける番号はありません。必要な場合は、サポートにお問い合わせください。
以前まではこの時点でいくつか取得可能な電話番号の候補が出ていたのですが、いつの間に消えたのでしょうか。。
そこで、サポートの方に確認いたしましたところ、下記のような回答を頂きました。
日本における法規制の変更に伴い、日本の電話番号を取得する際には以下に記載いたします資料のご提出が必要となるプロセスに変更となりました。
(以降記載の「必要書類」を参考のこと)
必要書類
必要な書類は、03番号を申請する際に求められるものと同じでございました。
また、ここでも法規制の変更に伴い、必要な資料に変更がございました。
- Amazon Connect インスタンスを作成するために使用される AWS アカウントが個人向けのものである場合は、電話番号が付与されている都市と一致する住所が文書に記載されている、政府発行の有効な身分証明書 (個人識別カード、パスポート、運転免許証など) を提出する必要があります。
- 企業用の AWS アカウントを使用してインスタンスを作成した場合、その組織の代表者は以下の両方を提出する必要があります。
(公式ドキュメントより抜粋)
参考リンク:Amazon Connect の電話番号をアジアパシフィック (東京) リージョンで取得する
Amazon Connect の電話番号をアジアパシフィック (東京) リージョンで取得する
これに追加で、下記が必要になります。
- 「代表者と該当企業の関連を証明できる書類」につきましても、 追加でご提出をいただく必要がある。
例) 代表者の方の社員証や、名刺、社章等、企業に属することを証明できる書類
(AWSサポートの回答より)
ちなみにですが、組織の代表者というのは、「代表取締役」を指すのではなく、「当該番号を利用する予定のユーザー団体の組織を代表して AWS にコンタクトをしていただいた方」
を指すそうです。(AWSサポート談)
そのため、仮にAmazon Connect(の番号)を代表している会社で、サポートにコンタクトされている方が「新卒1年目」の場合には、その方の身分証でよろしいというわけですね。
制限解除手順
■必要な情報
・Connect インスタンスの ARN
・電話番号の種類 ( 0120 / 0800 / 050 / 03 のうち必要な番号の種類 )
・必要な電話番号の数 (必要な番号の種類が複数ある場合は、それぞれの必要数)
上記の書類をご用意いただいた後、ケースの作成において「制限の緩和」、項目として「日本(東京)の電話番号」を選択、上記の情報を入力してケースを起票いただき、その後、担当者からの指示に従って資料をご連絡くださいますようお願いいたします。