テレワーク・在宅勤務の導入 -スモールスタートやトライアルから始める-

多くの企業で導入され始めたテレワークですが、導入の検討段階の企業も少なくありません。
「テレワークに適していない職種である」など導入に慎重にならざるを得ない企業もありますが、「セキュリティ面での問題」や「費用対効果」の面から導入に躊躇している企業も見られます。
しかし、テレワークの導入を段階的に行うことで、リスクを減らすことが可能です。
また、自社に適した環境を構築することができるようになり、メリットを最大限に引き出すことができます。
部署や職種ごとに導入を行う
導入を行ってから定着まで時間がかかったり、うまく機能が回らなかったりすることもあり、効果の発揮までに時間がかかることがあります。
一斉に適用するよりも、まずは、取り入れやすい部署から導入していくことを検討しましょう。
徐々に運用を取り入れることで、デメリットを最小限にとどめられます。
問題点の改善や調整を加えながら、順次制度を適用する部署や人を増やしていくことで、大きな混乱をさけながらメリットをいかしていくことが可能になります。
必要なツールを選定する
テレワーク導入に伴い、オフィスでは利用しないツールやシステムの導入が必要になることもあります。
テレワークで活用されているクラウドサービスは、スモールスタートから始められ、また、運用料金は従量課金制なので、低コストで導入開始ができます。
業務内容によって、導入したいツールやシステムが異なる場合もありますが、ニーズに応じた適切なサービスが多くあり、多くの課題が解決可能になります。
・仮想デスクトップ構築をしたい
・セキュアなネットワーク構築をしたい
・テレワークでも電話対応ができるようにしたい
・データの共有やバックアップをセキュアに行いたい
・今後のクラウド移行を考慮したい
など、必要なサービスをスモールスタート始め調整していくことで、自社に適した環境が柔軟に構築することが可能になります。
また、トライアルがあるサービスは、一度利用し、自社への適応など確認するのもよいでしょう。
クラウドの活用で、メリットを最大限に
初期投資が少なく、うまく導入・運用が進めば、経営者・社員双方に大きなメリットをもたらします。
既存システムを考慮したインフラ全般の整備や、将来を見据えたシステム導入を検討する場合は、専門家に相談に相談するのがよいでしょう。
テレワーク・在宅勤務の導入について
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