AWS re:Invent 新米エンジニアの楽しみ方

新卒1年目ながら幸運にも、AWSの祭典に参加させていただけましたので諸々ご報告いたします。
せっかくなので、
AWSの主要サービスしか知らない、かつ英語に不安あり」という方でもre:Inventを楽しむ方法をご紹介いたします。

目次

  • 著者スペック
  • 楽しみ方入門
    • セッション(+実際に触ってみる)
    • KeyNote
    • ハンズオンラボ
    • Japanツアー主催イベント
  • おまけ
    • Re:Play
    • 街中観光

 

著者スペック

▶ 新卒1年目で、Python大好きアプリエンジニア

 

▶ 海外の滞在は5年ぶりで、洋楽もあまり聴かない純ジャパ

 

▶ AWSソリューションアーキテクトを取得(re:Inventの1か月前)

 

楽しみ方入門

セッションは三段階

200番台:初級
300番台:中級
400番台:上級

 

とあり、400番台でも実際に触ったことのある方であれば特に問題ないレベルとのお話でした。

そのため、「最低限何をするサービスか」を知っていれば参加は可能かと思います。

ネックになってくるのはやはり英語力(ヒアリング)

 

Japanツアーで参加されていた何名かにお話伺いましたが、

ほとんどの方がネイティブ英語(早口)のヒアリングにやられていました。

私も話の理解度は30%程度でしょうか…

(会場を見ていると、日本人同士で固まりすぎでは?と感じることがしばしばございました。)

 

英語が堪能な方々は、割とフレンドリーに話し合うなどしており、講師の方もコミュニケーションを取りに聴講者席まで降りてお話してくださいました。

会話堪能なら間違いなく楽しい!

 

そんな中でも充実した楽しみ方はこれ ↓

セッション(+実際に触ってみる)

私が参加したセッションのジャンルはこちらです。

  • Alexa
  • Sumerian ※VR,AR
  • GraphQL

それぞれ同ジャンルでいくつかセッションに参加しましたが、Alexaハンズオンは400番台にも関わらず十分楽しむことができました。

というのも、手順書があるので読めばやってること、目的などがサクッと分かるためです。

そして何より、楽しい!周りと一緒に進める中でちょっとした会話や笑いが自然と生まれやすいと雰囲気がありました。

(マックとコーラの似合いそうな方とIoTについてお話しました。そして彼の「Alexa??」という大声に何度私のAlexaが反応し邪魔されたことか。)

 

一方でGraphQLは何も知らない状態で臨みましたが、完全に無謀でした。

しかし、意味不明でも無心でスライドを撮りつつ調べてました。

よく分からなくても、ワークスペースにて作業をしているうちにスライドの内容がふわっとわかるようになります。

 

とは言うものの、いざワークスペースを探そうとしても人が多くてゆっくりできる場所が少ないのが現実です。

ということで、<<<おすすめワークスペース6選>>>をご紹介いたします。


  1. 認定者ラウンジ(Venetian)
    認定者ラウンジ AWS系の資格保有者しか入れないものの、人の出入りが少なく落ち着いた雰囲気。私もここでsumerianをいじってました。
    AWS資格受験時に使用したアカウントのメールアドレスで入場可能

    「飲み放題・食べ放題・席はソファ(+若干数の簡易椅子)で電源タップ有り」という最高な環境です。
    時間により混み合ってますが、席が空くまで待つ価値有りです。

  2. Content Hub(各会場にあり)
    Content Hub Content Hubにて空いているOver Viewで、作業できました。
    AriaのContent Hubには駄目になる椅子が配置されており、まんまとハマりましたね。
  3. コワーキングスペース(Aria 3F, Venetianの通路途中)

    (写真撮りそこねました)
    Ariaはただ机と椅子がおいてあるスペースですが、作業をするには十分です。
    Venetianのコワーキングスペースは非常に混雑していたため、今回は使用できませんでした。

  4. 飲食スペース
    飲食スペース 朝食と昼食がホテルから提供されるのですが、飲食後に作業している方がちらほらといらっしゃいました。
    切り替え時に締め出されるかもしれませんが、場所がなければ有りでしょうか。
  5. びっくりするくらい床を拠点にされてる方がいらっしゃいました。フリースペースが近くにあったにも関わらず剛気なものです。
    電源タップがあったり、お昼過ぎに廊下に食べ物飲み物が振舞われていたのもジベタリアンを助長した気がありますね。
    さすがに床に陣取るのはプライドが…

  6. 自室

    せっかく来たのに自室で作業するのは、寂しいですね…
    ややラグジュアリーな宿なので帰ってから作業するのはおすすめです。

re:Invent中は落ち着く場所がなかなか無いので、部屋に戻らずに気力を保ってワークスペースを当たってみてください。

実際にいくつか触ってみたサービスについてはこれから記事をあげていく予定です。

 

楽しむポイント

  • セッションのスライドを撮る
  • 空いてるワークスペースを見つけて実際に触ってみる

 

KeyNote

KeyNote
純ジャパの私にも優しい環境でした。

  1. KUDOという翻訳アプリで同時通訳が聞ける
    (翻訳機も配られるが音量小さめ)
  2. 新サービスなのでまだ利用できないサービスも多いのですが…
    基礎知識がなくても話の流れが非常にわかりやすいです。
    →なぜ求められているのか?またどういったユースケースを考えているのか?話してもらえる。
  3. ホスピタリティー(?)
    夜の回ではビールが配られ、開始前にはギリギリまでノリノリなロックを生演奏している。

とにかく様々なサービスが発表される中での盛り上がりは凄まじかったです。

特に機械学習周りの連投には会場が湧きましたね、「AWSの業界が盛り上がっている」、そんなモチベーションが掻き立てられる光景でした。

ハンズオンラボ

大小様々なハンズオンができるスペース

ハンズオンラボ

予約必須のハンズオンは既に埋まっており行けませんでした。

しかし、個人作業でどんどん進められるそうなので、次回は早めに予約しておきたいものです。

Japanツアー主催イベント

当然ながらすべて日本語で行ってくれるので、英語に疲れた心をそっと慰めてもらえます。

Expoツアー

AWS Summit同様に、AWSを活用している様々な会社様が出展されています。

ツアー内では6つほど会社を周り、その各会社で日本人スタッフの説明を聴くことができます。

(もはやラスベガスである必要性はないですね)

また、ツアーが無い時でもExpo自体は常設ですので、各ブースを周ったり、AWSカフェなるスペースで作業をするのも良いかもしれません。

Japan Night

Japan Night
re:Inventにいらっしゃるほどに活発な日本人エンジニアの方々とお話することができます。
(3年目までの方もちらほらといらっしゃいました)

今回のKey Noteは機械学習推しをヒシヒシと感じましたが、そちらに関連した質問を各所にぶつけたところ、

「初日は2日目の発表の布石になってたんだね」

機械学習をやりたいならKaggleというサイトが有名らしい」

「それはさておき、Nitroっていうのはね…」

など様々意見やご説明を頂くことができました。

定期的にこういった会に参加できればなかなかの情報通になれる気がいたします。

 

そして何より、このイベントに参加するメリットといたしましては、

AWS Japanの方にお話しを聞けることです。Key Noteで感じた疑問などをここで訊いてみるのも良いかもしれません。

Wrap Up Session

KeyNoteを中心に新サービスの説明を日本語でしてくださいます。

参加しておくと、動画とスライドがもらえるURLを入手できるので後で視聴も可能です。

その他、技術関係なしに楽しむ

ここまで、セッションやExpoなどAWSが関係した場所についてご紹介しましたが、

全く関係ないイベントもございます。それは、

Re:Playです。

これはもう、技術とか関係なく、ただただフェスですね。

複数ある仮設の巨大な箱の中では、ミュージシャンや、DJがエンジニアを躍らせ続けています。

Re:Play

また別の会場には巨大なアスレチックが…なかなかの人数が並んでおり、入ることはできませんでした。

アスレチック

 

~当日までにやっておきたいこと。~

  1. セッションの予約後に十分に予習しておく
    私のように、200,300,400のGraphQLセッションに参加すれば
    かなり詳しくなるはず!という気持ちで望むと痛い目を見ます。スライドを見ながら最低限理解できるように予習していきましょう。
  2. 英会話+ヒアリングを練習しておく
    とにかく英語で雑談できないと一匹オオカミになる可能性が高いです。
    何より、現地に行くならどんどん技術の会話をしてなんぼだと思うので。

以上、いかがでしたでしょうか。

AWS初心者で純ジャパの私でも楽しめたので、迷っている皆様もどうぞ気負わずに参加してみてください。

その際には本記事を参考にしていただけると嬉しい限りです。

 

私はひとまず、駅前留学ですかね…

 
ブログ著者