AWS Elastic Beanstalk を管理コンソールから使う

JAVAでWebアプリケーションを作成する際、サーバーの環境をお手軽に作成できるAmazon Elastic Beanstalkがあります。
しっかりとコーディングする際にはEclipseをインストールし、AWS SDKプラグインを追加し、Eclipse上からElastic Beanstalkを実行することでサーバー環境が整います。

これだけでも、だいぶんお手軽なのですが、もっとお手軽に、技術検証だけ行いたい場合なんかもあるでしょう。
Javaのpublic staticな変数なんかはLambdaでは実装できないためElastic Beanstalkが向いていると思います。
その際は管理コンソール上からElastic Beanstalkを実行することができます。

"今すぐ始める"か右上の"新しいアプリケーションの作成"を押します。

管理コンソール上からElastic Beanstalkを実行

 

"アプリケーション名"は好きな名前を、
"プラットフォーム"は今回は"Java"を選択し、
"アプリケーションの作成"を押します。
ちなみにJava以外にもかなりの種類の開発言語が選べます。

 

アプリケーションの作成

 

"さらにオプションを設定"を押した場合は次の画面が開き、細かい設定ができるようになっています。
が、今回はデフォルトでいいので"アプリケーションの作成"を押して進みます。

 

アプリケーションの作成

 

画面が移りコマンドの実行状況が表示されます。

コマンドの実行状況

 

正常に完了すれば"ヘルスOK"になります。
URLをクリックして画面を開いてみましょう。
もしここでエラーになった場合、権限が足りないことが考えられます。

 

ヘルスOK

 

あるいはEC2のインスタンス数が制限の上限に引っかかっている可能性があります。

Amazon EC2 サービスの制限

この画面を作っているソースを見てみましょう。

 

画面を作っているソース

 

階層を1つ上へ移動し、"ソース"の"サンプルアプリケーション"をクリックします。

サンプルアプリケーションをクリック

 

画面遷移した後、下の方にSample Applications の Java SE があるのでダウンロードして解凍してください。

Java SE ダウンロード

 

"main"メソッドの中にURLとサーブレットを定義している処理があります。
ここに追加してやると新しい画面を作ったり処理を行うことが可能です。

URLとサーブレットを定義している処理

 

以上がElastic Beanstalkのセットアップ方法です。
サーバーを用意して、コンパイルして、という段取りが不要なのでとにかくお手軽ですので、是非使ってみてください。

 

 

 

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