MackerelをAWS環境で試してみた~その①~

Mackerel使ってますか?
Googleで検索するとサバの画像がでてきますが…違います。

いかしたグラフで色んなデータを見える化できる監視ツールです。

今回は主にAWS環境での使用についてみていこうと思います。
対象リソースはEC2(AWS Linux)、RDS(MySQL)で行います。

目次

  • サインアップ
  • IAMロール作成
  • ロールARN登録
  • タグ設定
  • エージェント導入
  • 公式プラグインの使用
  • カスタムプラグインの使用

・サインアップ

先ずはMackerelのトップページからサインアップを行います。
Trial、Free、Standardの3つのプランがあり、初回2週間はTrialとなります。

因みにAWSインテグレーションの使用はTrial、Standardのみとなるようです。
登録方法については割愛しますが、1分もあれば完了するでしょう。

・IAMロール作成

準備ができたら、AWS環境で使用する為の設定を行っていきます。

アクセスキーを使用する方法もあるようですが、
セキュリティの観点からIAMロールの使用が推奨されています。

AWSの管理コンソールから、IAMロールを作成します。

"MackerelAWSIntegrationRole"という名称でロールを作り、
"AmazonEC2ReadOnlyAccess"、"AmazonRDSReadOnlyAccess"の
2つのポリシーを割り当てました。

※執筆時点でEC2、ELB、ALB、RDS、ElastiCache、Redshift、Lambdaに対応しており、
ポリシーは各サービスのReadOnlyAccessを付与するようです。
今回はEC2、RDSの監視設定を行う為上記2つのポリシーとしました。

 

 

 ・ロールARN登録

IAMロールが作成できたら、ロールARNを控えMackerelへログインします。
Topページから、「AWSインテグレーション」を開き"新しいAWSアクセスIDを登録"をクリックします。

 

控えていたロールARNを入力し、監視対象のAWSリージョンを選択します。
※今回は東京リージョンとしました。 またメトリックを収集するサービスはEC2、RDSとしています。

・タグ設定

続いて監視対象とするリソースを絞る為、タグの設定を行います。

タグは<Key:Value>の形で設定します。
わかりやすく"Mackerel:True"としました。

基本設定の名前を入力後、作成をクリックします。

 

尚、監視対象のEC2へは下図のようにタグ付けしておきます。

 

 

ここまでで5分くらい(想定)ですが、これだけでグラフ表示までできてしまいます。

 

 

今回はここまで。

次回はエージェント導入からやっていきます。